あたりまえに、自然に
2011年制作 フランス 『最強のふたり』
実話にもとづく
ざっくりメモ:
車いすの生活をおくる富豪と、複雑な大家族の兄弟の、一番上の黒人青年
首から下の麻痺で、生活援助者の求人を出し、応募者面接
ひときわ異空間を放つ黒人青年は
介護職未経験、資格もなく、不純な動機での応募
異なる互いの音楽の趣味、何気ない会話が糸口になり
異なる世界の者同士の、共同生活がスタートする
感じたこと:
黒人青年の、リズム感、ユーモア、おちゃめな人柄
誰に対しても面倒見のいい、強くて頼りになる兄貴です
人生の悲哀を背負う富豪のまなざしが、やさしいです
知らない世界を、互いに交換し合うように、楽しさを与えあい
人の人生を勇気づけ、思いやり、最終的に身を引き、譲る
アースウィンド・アンド・ファイアの曲にノリノリ
高齢の親族も、危なっかしいノリノリ 笑
イキイキとした時間を、皆で心底楽しむ
個人的な思い出話ですが...
以前、海外の鉄道の駅の階段で、家族でいた男の子がスーツケースを運んでくれまして
一緒にいらしたお父さん、お母さんも、離れたところでお子さんを見守っていて
あー、ジェントルマンだなぁ...と思ったっけ
見かけたら、気づいたら
すべてあたりまえに、自然に、普通に、で。
どうぞよい一日を❁