運命の本を手にした日
今回の読書感想文はこちら。第131回芥川賞候補作品の
ざっくりメモ：
行方不明の父と、残された家族。
高校生の娘が、更新がとまったままの父のＨＰをのぞき、行動歴から父の知らない一面を知る。父になりかわり、父になりきってネットコミュニケーションを始める。父譲りの植物や生き物への愛情で、手入れがストップして荒れた借り農園を整え、野菜づくりを始める。戻りを待ち続けていたところに、父の情報が入り、山で足取りを辿る。
感想：
お題で投稿済みなのですが、私はこの春、🔰マークの初心者ガーデナーでございまして、、、
こちらの本の中で、高校生の娘さんが育てる野菜たちがツヤツヤでみずみずしく、尊敬の念で、読み惚れて
しまいました。後半はちょっと物悲しくて、ドーンと深みもあり、こういう感覚が私は好きです。
おもしろペンネームの父になりきり、親を知る、高校生の娘のあれこれがとても面白いです。
実際、勉強になることがたくさんありましたし、とても楽しめました。
以下は、読後感を含めた備忘・準備メモになりますが。
興味深い場所、行きたい場所、見たいもの：
・アトスというギリシアの聖山（初めて知った）
・魔王岳（山の名前でピンと気づけないが、行ったことあり、雷鳥大好き）
買いたいもの、買うもの：
・コーヒープレスが欲しくなった（アロマを楽しみたい）
・マリーゴールド（虫よけに植える）
・石灰1袋、堆肥は何リットル？
・日焼け止め
・チューイングガム
菜園ライフについて心構えとTo do、もろもろ：
・自分の目指すところは、高原のペンションのイメージでガーデンライフを楽しみたい（結果は重々承知）
・ベランダ菜園のラディッシュの芽が出てきていた、ヨシヨシいい子だね（蒔いて3日目）
・食べ終えたアボカドの水耕種は切れ目が深くなり、包丁の切れ目の拡大なのか不明で様子見（3週間目）
・ホームセンターで半額苗を探してみる
・わたしの今の自転車には籠がないし、つけられないみたい、どうするか（かなり深刻）
・畑のレイアウト作成
・とうもろこしの収穫は80日くらいを目安
・もし成功したら、サザエさんを観ながら収穫野菜を楽しみたい
本のタイトルが、自分の新しく始めることにピッタリ合致。
何かを始めると、こうやって降ってくるのね。後半人生は、そんな心持ちでいきましょ。
